お知らせ

可児で放デイを検討している方は早めに「見学会」へのご予約を

放課後デイサービスを利用するためには、早め早めの準備が大切です。

というのも、いざ小学生になるタイミングで放課後等デイサービス(放デイ)の利用を検討しはじめ、希望の施設に見学に行こうとしたら「既に定員オーバーだった」「必要な申請がありすぐに入所できなかった」といったことも珍しくないからです。

過去に放課後等デイサービスへの入所活動を経験された方のなかには「施設はいっぱいあったけれど、選べるほどどこも空いていなかった」と言う方もいるほど。

そのため、利用を考えている方はなるべく早い段階で情報収集、申し込みまでの準備を進めておく必要があります。

そこで本記事では、放課後等デイサービスってどんなところ?という点から施設の選び方、見学に行った際のチェックポイントまで詳しくご紹介していきます。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスとは、障害もしくは発達に特性のある子どもが、学校の放課後の時間や、長期休暇(夏休みなど)に利用できる、児童福祉法に基づく通所支援です。

厚生労働省の「放課後等デイサービスガイドライン」によると、放課後等デイサービスの基本的な役割は3つ。

  1. 子どもの最善の利益の保障
  2. 共生社会の実現に向けた後方支援
  3. 保護者支援

主に「日常生活の困りごとの軽減」「生活能力の向上」「将来に向けての自立支援」を目的に、対象となる子どもとその親の支援を行っています。

対象者:小学生から利用可能

対象となるのは、小学生〜高校生。

主に6歳〜18歳の子どもが、学校と併用して通っています。

利用条件:「受給者証」が必要

放課後等デイサービスを利用するためには、住んでいる地域の自治体で発行される「受給者証」が必要です。

これがあれば利用料金も9割を自治体が負担してくれ、自己負担は1割ですみます。

ちなみに利用料金に関しては、世帯所得により「負担上限月額」が設定されています。そのため、そもそも非課税世帯に関しては無料で利用できますし、課税世帯も通えば通うほどお金がかかるというわけではありません。

詳しくは下の図をご覧ください。

児童発達支援事業所との違いは?

就学前に児童発達支援事業所などの療育施設を利用されていた方は、放課後等デイサービスに移ると何が変わるのか、その違いが気になるかと思いますが、

異なる点は対象となる児童の年齢のみ。基本的に受けられるサービス・支援における大きな違いはありません。

・児童発達支援事業:小学生の未就学児(主に0〜6歳)

・放課後等デイサービス:小学生〜高校生(主に6〜18歳)

ただ、保育園・幼稚園といった時期においては、日常生活を円滑におくれるように基本動作の習得に重きをおいていましたが、小学生以降は学校で起こる問題なども想定され、より集団生活への適応、社会との交流といったプログラムが増えていきます。

実は併用もできる!学童と放課後等デイサービス

実は学童と放課後等デイサービスは併用できることをご存じですか?

ざっとふたつの施設の違いを説明すると、放課後等デイサービスは障害を持つ子どもが通い療育を受けられるところ。学童は親の就労などを理由に小学校下校後に子供を預かってくれるところです。

一見「障害を持っている子どもは放課後等デイサービスしか通えないのでは?」と思ってしまいますが、保護者や児童の条件が満たされれば、障害児および発達に特性を抱えている児童でも学童を利用することができます。

そのため、放課後等デイサービスを検討している保護者のなかには、仕事もしており本来であれば週5で預けたいけれど、上限日数の関係でできないという方もいるかと思いますが、そんな方は学童での併用も検討してみるのもいいでしょう。

ただ学童によっては、障害のある子どもの受け入れをしていない所もあります。事前に問い合わせて確認することをおすすめします。

放課後等デイサービスを利用するまでの流れ

放課後等デイサービスを利用を検討し始めてから、利用開始となるまでの一連の流れは以下のようになります。

  1. 自治体の相談窓口に利用相談する
  • 受給者証を申請する
  • 放デイ施設を数カ所ピックアップする
  • 空き状況を電話で確認し、見学会及び体験会に参加する
  • 受給者証が発行され次第、利用申し込みをする

ここでのポイントは、施設はなるべく多くピックアップすること。

学校や家から近いところがいいと考えていても、いざ問い合わせたところ既に定員オーバーということも珍しくありません。なるべく多くの選択肢を持っておくといいでしょう。

可児市周辺にある放課後等デイサービスの探し方

可児市周辺にある放課後等デイサービスを調べる際は、お近くの自治体の専門窓口に相談、もしくは公式ホームページの事業所一覧で確認することができます。

岐阜県公式ホームページ・事業所一覧

放課後等デイサービスQ&A

Q1.見学会ってどんなことをするの?

施設により対応はさまざまですが、見学会は教室見学のほかお子さまの状況のヒアリング、プログラムの紹介など、施設の特徴を理解するうえで必要な説明が行われます。

Q2.見学は子どもと行くべき?

一緒でも保護者のみでもどちらでもOKです。ただ環境の変化に敏感なお子さまも多く、子どもの様子に気を取られじっくり見学ができなかったということもあります。そのため保護者のみで利用される方もいます。

Q3.利用開始時期って決まっているの?

新年度開始と共に利用するのが一般的でしょう。しかし、希望の施設に空きが出れば年度途中でも入所可能です。

Q4.合わないと思ったらいつでもやめられるの?

もちろん子どもの施設の相性が入ってからでないと分かりませんので、年度の途中でもやめることができます。しかし、次の受け入れ先がすぐに決まるとは限りません。なるべく次の入所先が決まってからやめることをおすすめします。

見学に行った際のチェックポイント

見学に行った際は、次のチェックポイントに沿って施設の特徴をつかんでおくといいでしょう。「いざ入ってみたところ、こんなはずじゃなかったのに……。」とならないためにも、見学時の印象はいい判断材料になります。

◻︎どのような考えのも、どのようなプログラムが組まれているのか

◻︎利用できる曜日と、時間帯

◻︎集団か個別か

◻︎食事やトイレなどのフォローをお願いできるか

◻︎スタッフは何人体制か

◻︎子どもと仲良くなれそうな子どもがいるか

◻︎スタッフの雰囲気。スタッフ同士の連携が取れているか

◻︎子どもが安全に過ごせる環境か、教室が清潔に保たれているか

◻︎送迎車はあるか

◻︎施設利用料以外に、別途かかるお金はあるか(おやつ・教材費など)

こんな放課後等デイサービスには注意!【失敗談あり】

放課後等デイサービスの入所活動をされている方のなかには、見学の際に嫌な思いをしたという方もいるようです。そういった場面に直面した場合どのような対応をしたらいいのでしょうか。

強引な営業をしてくる

入所前に抱いた不快な気持ちは、入所後もよっぽどのことがない限り拭えないものです。はっきりと「今回はご縁がなかったようです。」と入る意志がないことを伝えましょう。

健全な運営がされている施設であれば、絶対に強引な勧誘はしません!

知的障害の子どもを受け入れてくれない

知的障害を持つ子どもを受け入れることのできる施設でも、今まで受け入れた実績がないことを理由に「知的障害をお持ちの方は……。」とやんわり断れられたという方がいるそうです。とても悲しいですね。

嫌な思いをしないためにもなるべく最初の問い合わせの段階で、子どもの特徴を伝え、在籍している児童にはどういった障害をお持ちの方が多いのか聞いておくといいでしょう。

可児エリアで放デイをお探しの方は、ぜひ「たんとある」の無料見学にお越しください。

「たんとある」は、学習塾・東進ゼミナールを母体に持つ放課後等デイサービスで、現在、可児市に教室を設け、学習障害LD・注意欠陥多動性障害ADHD・自閉症スペクトラムASDなどの、発達に特性のある子どもたちの自立・就労を支援しています。

もちろん強引な勧誘・営業はいたしません。

他の施設の見学もしていただきながら「たんとある」の特徴をつかんでいただき、皆様にとって納得のいく放課後等デイサービス選びとなることを願っております。

無料の見学会も随時受付中です!ぜひお気軽にお問合せください。