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児童発達障害とは?放デイ運営責任者が詳しく解説します!

児童発達障害に関心を持たれている方やお困りの方に向けて、どのようなことを意識してどのように接していけば良いのかを、放課後等デイサービス(放デイ)を運営している責任者が解説していきます。

児童発達障害とは

発達障害とは、生まれつき脳の働き方に特性があるため、物事のとらえ方や行動に特徴がある状態のことです。保護者の方が育児に悩んだり、子ども本人が周りになじめず、生きづらさを感じたりしてしまうこともあります。

発達障害の種類は大きく分けて3つ

発達障害の種類には大きく分けて3種類あり、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)があります。
病院で同じ診断名が出ても特性のあらわれ方は様々で、複数の発達障害を併せ持ったり、年齢が上がり成長する間に診断名が変わったりすることもあるようです。
また、知的障害と自閉症スペクトラムを併せ持つケースもあります。

◆自閉症スペクトラム障害(ASD)の特徴◆

コミュニケーションの場面で、言葉や表情、身振りなどを用いて相互的にやりとりをする、自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを読み取る、共感するということが苦手です。自分の興味のあることばかりを話し続けてしまうということもあります。また、特定のことに強い関心を持っている、こだわりが強いという特徴もあります。急な予定変更や初めてのことが苦手です。感覚の過敏さ、または鈍感さを持ち合わせている場合もあります。

◆注意欠如・多動性障害(ADHD)の特徴◆

同じ年齢のお子さんと比較して、落ち着きがない、待てない、じっとしていられない、しゃべりすぎる、などの「多動性や衝動性」と、ミスが多い、集中力がない、物をなくす、忘れ物が多い、気が散りやすい、整理整頓ができない、などの「不注意」、といった特性があります。多動性や衝動性と不注意の両方がある場合も、いずれか一方がある場合もあります。

◆学習障害(LD)の特徴◆

全般的な知的発達には遅れがなく、読む、書く、計算するといった基本的な学習のうち、特定の領域に困難が認められるのが特徴です。特定の領域以外は普通にできているので、障害があることが理解されにくい傾向があります。

◆知的障害の特徴◆

知的能力(読み書きや計算をおこなう能力、物事を理解し、考え、判断する能力など)の発達が他の同年齢の人と比べて、ゆっくりしているため、日常生活や社会生活への適応能力(集団のルールを守る、集団の中での自分の役割を果たす、他人との関係作りなど)において困難が生じます。こういったことが18歳までの発達期に生じているのが特徴になります。

子どもの自己肯定感を高める

前述のように、一人ひとり特性の出方は様々で、ここに書いたそれぞれの特徴がすべてそのまま当てはまるとは限りません。
一般的に言われているそれぞれの特性の大まかな傾向と考えるといいと思います。 保護者の方が育てにくさを感じることもあります。
また、本人が周りとうまく関われずトラブルになる、孤立するということがあったり、先生などから注意を受けたりすることが増えて、ストレスを抱える、自己肯定感が低くなるといった問題も出てきます。

本人の特性を理解し配慮された場所で発達支援を受けることで、できることやほめてもらえることが増え、「できた!」という達成感や「成功体験」を積み重ねることで自己肯定感を高めることが期待できます。

コミュニケーション(対人関係)を身に付けよう

またコミュニケーションの問題では、様々な場面でのやり取りを学び経験値を増やすことで人間関係でのトラブルを減らすことも期待できます。

発達支援といっても様々な方法や考え方がありますが、保護者の方のご不安やこの先を生きていく子どもたちの生きづらさやストレスを少しでも軽くするために、発達支援について情報収集されてみてはいかがでしょうか。

可児市の放課後等デイサービス(放デイ)たんとある

放課後等デイサービス(放デイ)を可児市で運営している「たんとある」では、将来の就労・自立をコンセプトに、学校に通っている今の時期に伝えておきたいことをメインプログラムやその他の活動、療育、支援を通じて、子どもたちの中に残していきたいと考えています。

「たんとある可児教室」は可児市中心部の広見にあり、可児市以外にも近隣の多治見市、可児郡御嵩町、美濃加茂市、加茂郡川辺町などからお問い合わせを頂いております。

校舎見学も可能なので、ぜひ気軽にお問い合わせくださいね。